
屋根の劣化が気になっていても、「屋根に上がって確認するのは危険そう」「業者にお願いするにも、どう調べるのか分からない」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときの選択肢のひとつが、ドローン診断です。屋根に上がらずに、屋根や屋上の状態を確認できる方法として、近年注目されています。この記事では、ドローン診断の仕組みとメリット・デメリット、向いているケースを解説します。
ドローン診断とは
ドローン診断とは、小型の無人航空機(ドローン)にカメラを搭載して屋根や外壁を撮影し、劣化状況を確認する点検方法です。屋根に人が上がらずに、高い場所からの撮影で全体の状態を把握できます。
撮影した映像はタブレットやモニターでリアルタイムに確認できるほか、記録としても残せるため、後から劣化箇所を見返しながら説明を受けることもできます。
ドローン診断のメリット
- 屋根に上がらないため、高所作業に伴う事故のリスクを抑えられる
- アサイ塗工店では、通常1時間以上かかる目視点検に対し、ドローン診断はおおむね15分程度と案内している
- 撮影データが記録として残るため、劣化箇所を映像で確認しながら説明を受けられる
- 急勾配の屋根や、足場を組みにくい形状の屋根でも状態を確認しやすい
ドローン診断のデメリット・限界
ドローン診断にも限界はあります。ひとつは、屋根を叩いて音の違いから劣化を判断する「打診調査」のような、実際に触れて確認する点検はできないことです。もうひとつは、映像で劣化のサインを見つけても、その場で応急処置ができない点です。
また、人口集中地区の上空や目視外飛行などは、航空法上の「特定飛行」に該当し、原則として国土交通大臣の許可・承認が必要です。ただし、飛行方法や機体・操縦者の条件によって手続きの要否は異なります。ドローンを使った点検を依頼する際は、どのような体制で飛行しているかも確認しておくと安心です。
目視点検・打診調査との違い
ドローン診断は、目視点検や打診調査を完全に置き換えるものではなく、それぞれ得意な範囲が異なります。ドローンで屋根全体を広く確認し、気になる箇所が見つかれば、必要に応じて実際に近づいて確認する、という組み合わせが現実的な進め方です。
屋根の劣化サインの見分け方については、別の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
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屋根塗装は意味ない?屋根材別に見る本当に必要なケースを解説
ドローン診断が向いているケース
- 急勾配で、人が上がるのが難しい屋根
- 工場や倉庫など、面積が広く高所作業に時間がかかる建物
- 足場を組む前に、大まかな劣化状況を把握しておきたい場合
- 高齢の家族が住む家で、点検のために業者が屋根に上がることに不安がある場合
アサイ塗工店のドローン診断
アサイ塗工店では、屋根に上がらずに屋根や屋上の状態を把握できるドローン診断を行っています。高所での作業が難しい屋根でも、実際の劣化状況を確認したうえでご案内できます。
住宅だけでなく、工場や店舗など大型の建物の外壁塗装にも対応しているため、面積が広く点検に時間がかかりやすい建物でも、状態確認から相談いただけます。
施工事例:屋根のサビが進んでいたケース
屋根の状態は、上から見ないと分かりにくいものです。ここでは、アサイ塗工店が実際に施工した、屋根のサビが進行していた事例をご紹介します。
岐阜市内の貸店舗のオーナー様より、「屋根のサビが酷いので見てほしい」とホームページからご相談をいただきました。この事例では、当社の劣化診断士が現地にお伺いし、実際に屋根に上がって確認したところ、屋根全体に赤いサビが広範囲に広がっていました。かなりの年月放置され、腐食が進んでいる状態で、このまま放置するとサビた部分から穴が開き、雨漏りの原因になりかねない状況でした。
施工前

施工後

サビをひたすら除去するケレン作業と、下塗りのサビ止めをしっかり塗布する工程を経て、上塗りを2回重ねたことで、朽ちかけていた屋根が生まれ変わりました。オーナー様にも大変満足いただけた事例です。
▼詳しい施工事例はこちら
岐阜県岐阜市H様店舗【エスケー化研、エスケープレミアムルーフsi使用】
この事例は、ドローンではなく現地での目視確認によって劣化状況が判明したケースですが、屋根は普段目にする機会が少なく、気づいたときには劣化がかなり進んでいることもあります。屋根に上がっての確認が難しい、あるいはためらってしまう場合には、ドローン診断を最初の一歩として活用いただくことも可能です。
よくある質問
- Qドローン診断だけで、屋根の状態を正確に把握できますか?
- A
ドローンによる撮影で全体の状況を把握できますが、打診調査のような接触を伴う確認はできません。気になる箇所が見つかった場合は、必要に応じて別の方法での確認も検討します。
- Qドローン診断にはどのくらい時間がかかりますか?
- A
建物の規模や屋根の形状によって異なります。アサイ塗工店では、通常の目視点検に1時間以上かかる場合があるのに対し、ドローン診断はおおむね15分程度とご案内しています。詳しい所要時間は依頼時にご相談ください。
- Qドローン診断はどんな建物でも行えますか?
- A
住宅だけでなく、工場や店舗など大型の建物でも実施できます。ただし周辺環境や法令による飛行制限がある場合もあるため、事前にご相談いただくと安心です。
- Qドローン診断の費用はかかりますか?
- A
点検内容や建物の状況によって異なります。まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
ドローン診断は、屋根に上がらずに劣化状況を確認できる点検方法です。安全性や記録性の面でメリットがある一方、打診調査のような接触確認はできないという限界もあります。撮影で気になる箇所が見つかった場合は、必要に応じて近接・接触による調査を併用することで、より安全かつ正確な点検につながります。
屋根の状態が気になるものの、高所作業に不安がある方は、アサイ塗工店のドローン診断も選択肢のひとつとしてご検討ください。岐阜周辺で外壁・屋根のメンテナンスをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
