今回は皆さんあまり聞きなれないと思われますが窓ガラスの塗装を紹介していこうと思います。
そして前回に続き、株式会社シンマテリアルワン 名古屋事務所 所長 貫戸 光昭様にご協力いただき、ガラス用遮熱塗料ハイパーGキルコをご紹介していきます。
ガラス用塗料って何?
ガラス用塗料とは窓ガラス専用の塗料で塗装する事により外から入る太陽光熱を抑えます。又、室内の熱も外に逃がしません。更には結露も抑えることが出来る優れた塗料です。
近年注目度が集まり遮熱フィルムやガラス用塗料が出回るようになってきました。
そして今回も当社はキルコシリーズの中のガラス用塗料【ハイパーGキルコ】をおすすめ商品として書いていきます。
まずはハイパーGキルコを塗装するとこんなメリットがあります。
空調削減効果⇒15%程度削減、室内温度の低減⇒約2%抑制効果、紫外線カットにより家具やフローリング等の色褪せ防止効果とメリットがあります。
更に細かく下の記事に書いてあります。
良い事ばかりのガラス塗装
西日対策・省エネ対策・断熱対策
太陽からの近赤外線40%遮断し直射熱を8℃~12℃程度カットして室内温度を1℃~3℃程度下げる事が出来ます。
夏季は空調効率上昇により、空調費を15%程度削減します。冬季は結露発生を50%程度抑制、室内暖房熱を外気から遮断して保温効果が抜群です。冬場暖房費が15%程度削減出来ます。
年間トータルで約10%程度削減出来ます。
UV対策
紫外線を95%以上カットして家具やフローリング等の床の色褪せを防ぎます。
室内から出る蛍光灯等からも外に向けて微量ではありますが紫外線含まれております。その紫外線が虫等の害虫を引き寄せてしまいます。その外に出る紫外線をカットして虫等の害虫が寄ってこなくなります。
比較対策
硬度4H以上のコーティング膜を形成します。
フィルム施工は通常2H程度、4Hの硬度は金属等の硬い物質で擦る等の行為をしなければキズは付きません。
耐久年数は10年以上の長寿命です。フィルムの耐久性は平均5年~7年でほとんどは10年以下の耐久性です。
施工事例と比較
ここからは施工事例と未塗装と塗装後の比較を見ていきましょう。
いかがでしょうか。大きな建造物ばかりではありますがどちらの物件も金額面・施工面・耐久面と他社の施工と比較してこのハイパーGキルコが勝っているのがお分り頂けたかと思います。
大型建造物ですと窓ガラスも大きく物量も多いので大変効果が得られています。近年の住宅も窓が大きいので効果が期待できます。
施工前・施工後のご注意
メリットばかり書いていきましたがデメリットもございます。
お客様と真摯に向き合っていくアサイ塗工店はデメリットもきちんと書いていきます。
有機溶剤
こちらのハイパーGキルコは有機溶剤となります。ですので施工時・乾燥時どうしても有機溶剤特有の臭いが出てしまいます。ですが施工後、換気をしていただければ臭いも無くなるのでご安心ください。
完全硬化までは多少時間がかかる
塗装後、完全に硬化して4Hの強度を発揮するまでに約2週間(冬季は約1か月)かかります。その為、完全に硬化するまでの期間は塗装面に極力触れないようにして下さい。
金属製やシールは✖
上記でも書きましたが硬い塗膜を形成するのですが、金属製の物で擦るとキズが付いてしまいます。又、シール等の粘着物も塗膜が剥がれてしまいますのでご使用出来なくなります。
まとめ
省エネ対策として近年注目が高い遮熱塗料の中でも注目度が高くなってきたガラス用遮熱塗料ハイパーGキルコ
塗り替えをお考えの方、屋根から窓まですべて遮熱塗料にして快適なお家ライフを送ってみてはいかがでしょうか。