皆さんこんにちわ。アサイ塗工店の鈴木です。

今回ご紹介するのはモルタル壁、大壁工法です。モルタルって何?大壁工法とは?って思われる方も多いと思いますのでまずはモルタルの説明から入っていきます。

モルタルって何?

モルタルとは砂(細骨材)とセメントと水を練り混ぜて作ります。砂利(粗骨材)は入れません。ペースト状で施工性がよく外壁以外にレンガや石などの接着剤として使われることがあります。このモルタルを使用し塗った壁をモルタル壁といいます。モルタル壁は板を張り合わせて作るサイディングとは異なり繋ぎ目がありません。その為大きな一枚の壁が出来ますので統一感のある外観が出来上がるのも特徴の1つです。

モルタル壁のメリット

・モルタル壁の原料である砂、セメント、水はすべて不燃性の物なので耐火性に優れています。

・セメントを使用していますので強固な壁になります。

・モルタルは熱伝導率が低く太陽光での温度上昇が低いので遮熱効果があります。

・モルタル壁は繋ぎ目が無い為コーキング材を使用する所が少なく定期的なコーキングメンテナンスが無い。

モルタル壁のデメリット

・モルタル壁はひびが入りやすい

やはり1番のデメリットはクラックと呼ばれるひび割れです。モルタルは水分を吸い込んでしまう性質がある為、乾燥と湿潤を繰り返すうちにクラックが入るケース、モルタルのメリットである強固な壁、1枚壁であることがゆえに振動に弱く揺れのエネルギーを逃がすことが出来ずにクラックが入ってしまいます。

クラックが入りそのまま放置しておきますとクラックから建物内部に水が侵入し内部の骨組みを腐敗させる原因にもなりますので早めの対応が必要となります。

・仕上がりは職人さんの腕次第

2番目に問題なのは仕上がりは職人さんの技量次第でかなり変わってくるという事です。モルタル壁の特徴の1つである1枚壁であるがゆえに仕上げの施工中に仕上げ材の繋ぎ目が出たり、ムラの原因である仕上げ材が均一にいきわたっていないことなどがあります。

・施工費が高い、施工期間がかかる

3番目にやはり職人さんが完全手作業でおこなうのでどうしても施工時間がかかります。それとともに施工費も高くなっていきます。

塗り替え、リフォームの仕方

モルタル壁、大壁工法等は専用の塗料を使うと現状の壁の模様を生かし新たな色に変えることも可能です。

近年開発されてる塗料は長期間壁を保護出来るものや低汚染なものなど豊富に出回るようになりました。

施工を依頼する業者さんとよくご相談していただいて材料や施工方法をご確認ください。

まずはクラックを専用の下地処理剤やコーキングで補修した後、高圧洗浄で汚れやコケ等を洗い落とし、養生、下塗り、上塗り2回、養生撤去、清掃、タッチアップで完成となります。

当社アサイ塗工店は経験豊富な職人が1つ1つ手作業で丹精込めて施工させて頂いております。

お困りの事が御座いましたらお気軽にお問い合わせください。

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